スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

5月, 2014の投稿を表示しています

メンデルスゾーンについて About Mendelssohn

メンデルスゾーンの作品を編曲するお仕事をいただいたので、この機会にメンデルスゾーンについて少しばかり書いて(呟いて?)みようと思います。 メンデルスゾーンの作品との出会いは、「 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 」。 確か、小学校高学年か中学1年生の頃だったように記憶しています。 なんて美しいメロディなんだろうと、とても印象深かったことを覚えています。 その後、中学3年生の時、ピアノの発表会で「ロンド・カプリチョーソ作品14」を弾くことになり、あのメンデルスゾーンの曲だ〜と大喜びするとともに、大変光栄に思ったものです。 ところが、この 「ロンド・カプリチョーソ」、当時の私にとってはちょっとハードルが高い曲でした。高校受験も重なったこともあって精神的に不安定だったのか、 練習してもなかなか思うように上達せず、発表会本番の出来は今ひとつでした。 以来、それがトラウマになったわけではないでしょうが、あまりメンデルスゾーンの曲を弾く機会はなかったように記憶しています。 大人になってピアノを指導するようになり、有名な 「無言歌集」 から抜粋して生徒にレッスンする度に、こんなにも美しいメロディを書く作曲家だったのだ と、前出の ヴァイオリン協奏曲を初めて聴いた時の感動を思い出しています。 この 「無言歌集」は、 文字通り歌詞のない「歌」です。 和声付けの勉強にもなりますよ〜。

訃報:松岡直也さん

ピアニストで作曲家の松岡直也さんがお亡くなりになったそうです。→ こちら ご冥福をお祈りいたします。 松岡直也さんの曲と言えば、、、「ミ・アモーレ」かな。 若輩の頃、ラテンバンドに所属していたのですが、そのバンドでよく演奏していたのが「ミ・アモーレ」でした。私はキーボード(ピアノ)を担当していたので、松岡さんが弾いていらっしゃった音を弾いていたことになりますね。大変光栄です! 当時は、アドリブをバシバシやっていた硬派(!)のジャズフュージョンバンドに属していたのですが、知り合いから、ライブのためにピアノ弾きを探しているラテンバンドがあるけどチョットやってみない?とお言葉をかけていただき、「助っ人」として参加したのがきっかけでした。 何しろ硬派ジャズフュージョンバンドでは、デビッド・サンボーンやら、パット・メセニー、チック・コリアなどのコピーをやっていて、練習も半端なくキツかったので、ラテンバンドはパラダイス! なーんて楽なんだろう!って思っていました。 ほぼ市販の楽譜通りに弾けば良かったのですから。 結局、ラテン音楽も面白いなと、ライブが終わっても暫くは、そのバンドに所属して、楽しい音楽生活を過ごしました。 振りかえってみると、そのラテンバンドで様々なパーカッションに触れたことは、現在の仕事にとって大きなアドバンテージになっています。 人生にムダはないと、つくづく思うのです。