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7月, 2015の投稿を表示しています

川崎大師風鈴市

先週(7/20)、サウンドスケープのワークショップで 川崎大師風鈴市 に行って来ました。 風鈴市へ行ったのは初めてでしたので、 とても楽しい時間を過ごすことができました。 風鈴市では全国各地から、素材・デザインなど様々に趣向を凝らした風鈴が並べられていて、 視覚と聴覚の両方から楽しむことができました。 様々な音色・音の高低による風鈴のアンサンブル他、 トントントン という飴を切る音も聞こえてきました。多くの店先で名物「とんとこ飴」を作るデモンストレーションが行なわれているのです。とてもリズミカルで、音楽的でした! 参道からは、トントントンと飴を切る音が つりしのぶ風鈴( 東京都) 石の風鈴(茨城県) 鍛冶風鈴(島根県) 普通の風鈴とは異なり、鳴らすカサの部分が下に付いている 横一列に2つ、3つ、5つ、、連なっているものも 音が重なり合って何倍も楽しめる? 様々な風鈴がところ狭しと並べられている中で、私は、この↓伝統的な南部風鈴(岩手県)を買いました。早速部屋に吊るして、音を楽しんでいます。 特にここ数日は大変暑いので、チリーンという愛らしい音が聴こえると、より一層、清涼感・爽快感を感じ、癒されています。ああ、日本人だなと実感する瞬間! 風貌は典型的な釣鐘型のオーソドックスなタイプで、面白味に欠けるのですが 、鉄製ということもあってゴツい見た目を裏切るかのような愛らし音色で、かつ微妙な倍音構成も耳障りが良かったので、気に入って買い求めました。 ところで、風鈴の中にぶら下がっていて、風鈴本体を叩いて音を出す小片を「舌(ぜつ)」と言うそうです。 ナルホド、、、人間が言葉を発する時に舌を使うがごとく、風鈴も「舌」にて発声(発音)するということなのかな???

ボストンでのオーケストラ作品演奏&レコーディング

2015年3月9日(現地時間)、米国ボストンのバークリー音楽大学にて、同大学学生によるオーケストラ  Berklee Contemporary Symphonic Orchestra によって、拙作 Dance を演奏していただきました。 演奏およびレコーディングは同大学の Shames Family Scoring Stage というスタジオで行われました。→ こちら   そして、↓こちらが、その演奏・レコーディングの様子です。 まずは score reading と言って、指揮者のリードのもと「音出し」をしていきました。そして、何回か音出しをしていく中で、指揮者や作曲者(私)の要望や留意点を伝えながら、楽曲を仕上げていきました。 はじめは演奏者、指揮者、作曲者それぞれがお互い初顔合わせだったこともあり、やや緊張した雰囲気でスタートしましたが、徐々に固さもほぐれ、皆で一つの方向に向かって曲を仕上げていく!という感じになりました。 3月初旬のボストンは、まだまだ冬のまっただ中。市内を流れるチャールズ河も一面、氷で覆われているほどの寒さでした。 演奏/レコーディングは、19:00から行われましたので、当日は午前中からその時間まで、学内を散策。残念ながら大学内部の写真は許可無くしてアップできないので、建物の外観のみ掲載します。 同大学のセキュリティは大変厳しく、学内入り口には体格のがっちりしたセキュリティガードが何人もいて、出入りする人々をチェックしています。また、学生は各自IDカードを持っていて、エレベーターに乗る時は、そのカードを認証装置にかざさないとドアが開かないシステムになっています。さらに、廊下を通る時でさえ、一定の距離毎に置かれているドアの認証装置にカードをかざさないと、その先へは進めないようにもなっています。 指揮法のプライマリークラスを見学しました。そのクラスでは、コンピュータを使って授業をしていました。学生にはひとりずつ、担当する楽器のデータが入力されているコンピュータが与えられ、指揮役の学生のコンダクトに従って、データの再生スイッチをオン/オフします。指揮者の出すタイミングが曖昧だったり、不正確だったりすると、当然、心地よいアンサンブルにはなりません。 なるほど、これなら、個々

「第2回空想楽器博物館〜なんだこれ楽器発見プロジェクト」

7/12、「第2回空想楽器博物館〜なんだこれ楽器発見プロジェクト」のキックオフイベント「わくわく!ひろがる鳴り物(音具)の世界」で、世界各国から集められた音具のワークショップを行いました。 私は音具を用いてオンガクするセッションを担当。来場者は子ども連れの家族を想定していましたら、何と!楽器作りを指導する側の方々(中には指導者を指導する大学の先生も、、、!)ばかりでビックリ!大変緊張しましたー(^^;) あるお馴染みのこどもの歌に合わせてリズムセッションをする、というプログラムを用意していましたが、はたしてこのような大人な方たちにそれを実施してよいのだろうか、とはじめはパスしようと思ました。しかし、「ええい!やってしまえ!」と勢いにまかせて実施したところ、皆さん童心に帰って、大きな声で歌いながら楽しそうに演奏くださいました。(^_^) その他、写真を見てイメージした音の風景を音具を用いて表現する「音風景セッション」なるプログラムも実施してみました。さすが皆さん興味を持って参加くださっただけあって、この難易度の高いセッションも見事クリア!1枚の写真から、様々な音風景表現ができました。 中には、写真に含まれないけれど(目には見えないけれど)、たぶんこのような音も聞こえているだろうと、こちらの予想を遥かに超えた発想で音風景を表現した方もいて、私の方も大変勉強になりました。 このワークショップの様子は、 こちら  からもご覧になれます。