まちの環境に目を向け、自然を慈しむ気持ちを大切にしようと歌った混声合唱のための拙作「ぼくたちは水」オルガニート(カード式の手回しオルゴール)版の演奏が、YouTubeにアップされました。
この演奏は、2013年6月23日、東京都杉並区の角川庭園・すぎなみ詩歌会館で行われた「NPO法人日本水琴窟フォーラム2013年度通常総会」にて、浜松市在住の国際オルゴール協会(MBSI)会員・佐々木幸弥氏による録音です。
「ぼくたちは水」は、ブンテックNPOグループ「音の泉サロン」(代表:西村昌子)が主催し、全国ふるさと大使連絡会議理事の伏見鐵氏に審査委員長を務めていただいた「ふるさとの詩コンテスト」(2010年11月、於:四日市ポートビル)のグランプリ受賞作品です。作詩者のおおはし竜氏は、三重県桑名市役所にて上・下水道課技師として従事した経験から水の大切さを痛感し、人間と自然との共生について想いを巡らしながら一つ一つことばを紡いでいったそうです。
その後、私が、この詩に込められたメッセージを広く人々につたえるべく混声合唱曲として作曲する機会をいただき、2011年11月、四日市市総合会館にて三重大学合唱団によって演奏されました。そして今回は、この作品をより広く伝え、より多くの共感をいただけるようオルガニート用に編曲するに至りました。
その後、私が、この詩に込められたメッセージを広く人々につたえるべく混声合唱曲として作曲する機会をいただき、2011年11月、四日市市総合会館にて三重大学合唱団によって演奏されました。そして今回は、この作品をより広く伝え、より多くの共感をいただけるようオルガニート用に編曲するに至りました。
オルガニートは、専用の細長いカードをオルゴール本体に挿入し、付随のハンドルをクルクル回しながら紙送りすることによって音楽を奏でます。このカードにはたくさんの小さな穴があいていて、それらが鉄製のくし歯を弾いて音が鳴るしくみになっています。ハンドルを回すと小さな丸い穴が次々と流れ出て来て、まるで水滴の一粒一粒が語りかけているようにも感じられます。普段何気なく聞いている小川のせせらぎや雨音、そして水道水の音にも、きっと一滴一滴意味があるに違いないと思えてきます。
水に限らず、草花や小さな虫、石ころなど、私たちの周りにある何気ないものの存在に気づき、それらの「声」に耳をすましてみようとした時、地球を取り巻く環境について「大切なもの」が見えてくるのかもしれませんね。
なお、原曲となった混声合唱のための《ぼくたちは水》(合唱:三重大学合唱団)の方も、ぜひ、ご試聴ください。↓
なお、原曲となった混声合唱のための《ぼくたちは水》(合唱:三重大学合唱団)の方も、ぜひ、ご試聴ください。↓
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