昨年9月に書いたオーケストラ作品を、演奏・レコーディングしていただくお話をいただきました!それに向けて、昨年末より改訂・校正を進めていましたが、昨日ようやくその作業を終えました。
オリジナルは3管編成の曲ですが、録音スタジオの事情もあって2管編成用に書き直しました。はじめは、書き直しにそれ程時間もかからないだろうと思っていましたら、案外、大変な作業でした。
オリジナルではフルート2本+ピッコロのフレーズを、フルート2本、またはフルート1本+ピッコロに再編成したり、ホルン4パートを2パートに収めたり、、、一番アタマを悩ませたのが、トロンボーン3パートを2パートに縮小した部分でした。
改訂した楽譜を眺めながら思ったのですが、部分によっては2管編成にしたことで、各パートのフレーズがより鮮明に浮かび上がってきたな、と。ムダが削ぎ落とされて、より音色変化が明確になり、メリハリがつきました。
オーケストラ作品を書くにあたっては、どの楽器を組み合わせ、どんな音色を表出したいかのヴィジョンをしっかり持つことが必要です。また、高音部パートに配する楽器を増やしたら、その分、低音パートにも追加して、両者のバランスを保つことを考慮せねばなりません。配する楽器を減らした場合も、また然りです。
今回の改訂作業を通して、さらにオーケストレーションについて考え、勉強する機会を持つことができました。
オリジナルは3管編成の曲ですが、録音スタジオの事情もあって2管編成用に書き直しました。はじめは、書き直しにそれ程時間もかからないだろうと思っていましたら、案外、大変な作業でした。
オリジナルではフルート2本+ピッコロのフレーズを、フルート2本、またはフルート1本+ピッコロに再編成したり、ホルン4パートを2パートに収めたり、、、一番アタマを悩ませたのが、トロンボーン3パートを2パートに縮小した部分でした。
改訂した楽譜を眺めながら思ったのですが、部分によっては2管編成にしたことで、各パートのフレーズがより鮮明に浮かび上がってきたな、と。ムダが削ぎ落とされて、より音色変化が明確になり、メリハリがつきました。
オーケストラ作品を書くにあたっては、どの楽器を組み合わせ、どんな音色を表出したいかのヴィジョンをしっかり持つことが必要です。また、高音部パートに配する楽器を増やしたら、その分、低音パートにも追加して、両者のバランスを保つことを考慮せねばなりません。配する楽器を減らした場合も、また然りです。
今回の改訂作業を通して、さらにオーケストレーションについて考え、勉強する機会を持つことができました。
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