スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

メンデルスゾーンについて About Mendelssohn

メンデルスゾーンの作品を編曲するお仕事をいただいたので、この機会にメンデルスゾーンについて少しばかり書いて(呟いて?)みようと思います。 メンデルスゾーンの作品との出会いは、「 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 」。 確か、小学校高学年か中学1年生の頃だったように記憶しています。 なんて美しいメロディなんだろうと、とても印象深かったことを覚えています。 その後、中学3年生の時、ピアノの発表会で「ロンド・カプリチョーソ作品14」を弾くことになり、あのメンデルスゾーンの曲だ〜と大喜びするとともに、大変光栄に思ったものです。 ところが、この 「ロンド・カプリチョーソ」、当時の私にとってはちょっとハードルが高い曲でした。高校受験も重なったこともあって精神的に不安定だったのか、 練習してもなかなか思うように上達せず、発表会本番の出来は今ひとつでした。 以来、それがトラウマになったわけではないでしょうが、あまりメンデルスゾーンの曲を弾く機会はなかったように記憶しています。 大人になってピアノを指導するようになり、有名な 「無言歌集」 から抜粋して生徒にレッスンする度に、こんなにも美しいメロディを書く作曲家だったのだ と、前出の ヴァイオリン協奏曲を初めて聴いた時の感動を思い出しています。 この 「無言歌集」は、 文字通り歌詞のない「歌」です。 和声付けの勉強にもなりますよ〜。

訃報:松岡直也さん

ピアニストで作曲家の松岡直也さんがお亡くなりになったそうです。→ こちら ご冥福をお祈りいたします。 松岡直也さんの曲と言えば、、、「ミ・アモーレ」かな。 若輩の頃、ラテンバンドに所属していたのですが、そのバンドでよく演奏していたのが「ミ・アモーレ」でした。私はキーボード(ピアノ)を担当していたので、松岡さんが弾いていらっしゃった音を弾いていたことになりますね。大変光栄です! 当時は、アドリブをバシバシやっていた硬派(!)のジャズフュージョンバンドに属していたのですが、知り合いから、ライブのためにピアノ弾きを探しているラテンバンドがあるけどチョットやってみない?とお言葉をかけていただき、「助っ人」として参加したのがきっかけでした。 何しろ硬派ジャズフュージョンバンドでは、デビッド・サンボーンやら、パット・メセニー、チック・コリアなどのコピーをやっていて、練習も半端なくキツかったので、ラテンバンドはパラダイス! なーんて楽なんだろう!って思っていました。 ほぼ市販の楽譜通りに弾けば良かったのですから。 結局、ラテン音楽も面白いなと、ライブが終わっても暫くは、そのバンドに所属して、楽しい音楽生活を過ごしました。 振りかえってみると、そのラテンバンドで様々なパーカッションに触れたことは、現在の仕事にとって大きなアドバンテージになっています。 人生にムダはないと、つくづく思うのです。

私を作った3曲

昨日、テレビ朝日系の音楽番組「題名のない音楽会」に、NHK「あまちゃん」の音楽担当で一躍有名になった大友良英さんがご出演になり、「大友良英を作った3曲」とうテーマで、 大友さんご推薦の楽曲が紹介されました。詳しくは こちら しかしながら、それらのどれもが「 ノイズ・ミュージック 」だったので、大友さんだけが大ハシャギで、司会の指揮者・佐渡裕さんや女性アナウンサーは、???(チンプンカンプン)であった様子がツイッタ―などで話題になったとか、、、 と、いうことで、二番煎じではありますが、私が影響された3曲について記したいともいます。 以前の投稿「 心が折れそうになった時... 」でも、落ち込んだ時に弾く曲として3曲挙げましたが、「3(三)」という数字は、良く用いられますね〜。 「ベートーヴェン三大ピアノソナタ」「ドイツ三大B」「世界三大テノール」などなど、、、 音楽界以外でも「三大美人」「仏の顔も3度まで」「三顧の礼」、、、 あ、余談でした。 話は元に戻って、では、私にとって「きっかけとなった3曲」って何だろう?と振りかえってみました。 まずは1曲目 バッハ作曲《半音階的幻想曲とフーガニ短調》 この曲は 「 心が折れそうになった時... 」でも挙げています。 もともとバッハの作品は好きで、子どもの頃、 周りの ピアノを習っている子の多くが「嫌い」「面白くない」「難しい」などと言って「嫌々」弾いていたインヴェンションも楽しく(笑)弾いていましたが、この曲を聴いた時、「なんて深い曲のなどろう」と、さらにバッハが好きになりました。そして音楽ってなんて素晴らしいのだろう、もっと音楽のことが知りたい!と、生涯、音楽と付き合っていこう、と思ったものです。 その頃は、この曲を弾くテクニックはなく、ただ聴くのみでしたが、やがて自分でも弾けるようになると、楽譜に書かれた一音一音が、まるで天からの声のように心の奥深くまで響き渡ってくるのを感じました。私にとってこの曲は、バイブルといっても過言ではありません。 2曲目は、シェーンベルク作曲《浄められた夜 作品4》 この曲との出会いは、楽器店で偶然見つけた↓のCDです。 ピエール・ブーレーズ指揮ニューヨーク・フィルの演奏(1973年)です。 当時は、シェーンベルクもブーレーズも知らな...

バッハのシンフォニア About Sinfonias by J.S.Bach

指導しているピアノの生徒が出場することになった某ピアノコンクール全国大会の課題曲が、バッハのシンフォニア第8番ということで、久しぶりにさらってみました。 ピアノ学習者が必ずと言っていいほど勉強するバッハの《インヴェンションとシンフォニア》は、バッハが息子たちや弟子たちの教育のために作曲したとして知られています。 調の異なる15曲から成るインヴェンション(二声)とシンフォニア(三声)ですが、その動機(テーマ)や動機展開の多様性には、「学習用」の域を超えた高い芸術性が感じられます。 私は、インヴェンションはどの曲も好きで、対位法の勉強のためにも、何度も弾いたり分析したりしていました。 一方、シンフォニアの方は、正直あまり好んで弾いていませんでした。同じ三声を弾くのだったら、《平均率クラヴィーア曲集》の方が、音楽性がより豊かに感じられ、主題はもちろん主題提示部間を繋ぐブリッジの部分(嬉遊部)も味わい深く、弾いて楽しかった。。。 対位法や作曲の勉強として二声の曲を書くときはインヴェンションを参考にしましたが、三声の曲を書く時は、《シンフォニア》よりも《平均率クラヴィーア曲集》を参考にしていましたから、《インヴェンションとシンフォニア》のテキストの後半部分の《シンフォニア》のページを開くのは本当に久しぶりです。 ということで、久しぶりにシンフォニア8番を弾いてみて、あらためてビックリ! 全体を通して、主題が何度もあらわれる! 特に中間部(第2部)では、主題がこれでもか、これでもか、と追走して登場してる!しかも登場の度に違う表情、色あいなのだ! ベートーヴェンの交響曲第5番《運命》も主題動機が何度も何度も繰り返されていますが、それと通じるものがあると感じました。 とても面白い!と今更ながら感動しています(^_^) やはりバッハは偉大な作曲家であることを再認識しました。 この機会に、シンフォニアの他の曲も、久しぶりにさらってみようと思います。

ピアノコンクール

昨日、名古屋で某ピアノコンクールの中部地区大会がありまして、生徒3人が出場。内、2人が全国大会に進むことになりました。拍手〜 特に今年に入ってからは多忙を極めていたこともあり、満足な指導ができていないと申し訳なく思う日々だったので、この結果にまずはホッとしています。 コンクールの是非については多くの議論が交わされていますが、出たことによって確実に「何か」を学んでいると思います。私の子どもの頃は、今ほどには多種多様なコンクールがなかったので、このような機会に恵まれた今の子どもたちを羨ましく思います。 残念ながら全国大会に行けなかった生徒も、きっと「来年こそは!」とまた目標を新たに取り組んでくれることを願っています。 さて、全国大会は7月中旬に行われますが、また新たな課題曲と自由曲に取り組まねばなりません。 2人とも出場カテゴリーが違うので(ひとりは小学3〜4年、もうひとりは小学5〜6年のカテゴリー)、まずはそれぞれの課題曲についてこちらも良くさらっておかねばなりません。 小学5〜6年のカテゴリーの課題曲は、なんと!バッハのシンフォニア8番!(^^;) ナニコレー!難しすぎます。2声を飛び越して3声だなんて! 作曲の勉強のためにバッハのインベンション、シンフォニア、平均率をくり返しくり返し弾いて、対位法やフーガの技法の勉強をしましたが、ここしばらくはご無沙汰でした。 しかも3声のシンフォニアについては、同じ3声を演奏・分析するのだったら平均率曲集の方が面白かったので、ちょっと端折った感もあります。シンフォニア様、大変お久しぶりって感じです(^^;) これを機会に、シンフォニアを学び直そう! 自由曲の選曲については、、、毎回のことながら、またこれも悩みの種です。(-_-;)

手回しオルゴールワークショップを開催 Info about a workshop for music box

2月23日(日)の午後、静岡県浜松市にて、手回しオルゴールのワークショップを行います。 オルゴールの愛らしい音、ステキな響きを一緒に楽しみませんか? 講師は、国際オルゴール協会 MBSI会員の佐々木幸弥氏です。 私は、企画・会場手配・広報宣伝などワークショップ全体をコーディネートさせていただいている他、わらべうたなど、皆さんに馴染みのある曲をオルゴール用にアレンジしました。また、当日はスタッフとして、参加者の皆さんをサポートいたします。 日時: 2014年2月23日(日)14:00〜16:00 会場: アクトシティ浜松研修交流センター  32音楽セミナー室 定員:20名 親子で参加してみませんか? 参加費:300円(材料費、資料代等を含む) 講師:佐々木幸弥 (武蔵野美術大学講師、国際オルゴール協会 MBSI 会員) コーディネーター:小菅由加里(作曲家) 内容: ①オルゴール曲を鑑賞して、音色や響きを味わいます。 ②実際にオルゴールを 演奏してみます。 ③専用パンチを使ってカードの穴あけ体験。さて、何の曲になるでしょう? ④カードに絵や文字を描いて オリジナルカード を作って演奏してみます。 ★事前にお申込み願います。 ◆お問い合わせ・お申し込みは→ こちら 【主催】日本サウンドスケープ協会まち・音・ひと・ねっとワーキンググループ 【共催】ブンテックNPOグループ「音の泉サロン」はままつ分室     全国ふるさと大使連絡会議 【後援】浜松市、浜松市教育委員会、(公財)浜松市文化振興財団 ♪♪♪♪♪ 手回しオルゴールって、ご存知ですか? 小さな木の箱に専用の細長いカードを挿入して、付随のハンドルを、 文字通り、手でクルクルと回しながら 音を奏でていく、とても可愛らしい「楽器」です。 カードには、たくさんの穴が開けられていて、それらが鉄製のくし歯を弾いて音が鳴るしくみになっています。 ↓は、ハコの中身です。こんな風になってます。 ワークショップでは、まず、 専用パンチを使ってカードの穴あけ体験をします。 さらに、参加者の皆さん一人ひとりにカードをご用意します...

仙波明子さんマリンバリサイタルのお知らせ

マリンバのために作曲した「木霊」を仙波明子さんに演奏していただきます。 仙波明子マリンバリサイタル “木霊、音のつぶやき” 日時:2014年1月25日(土)14:00 〜 会場: アクトシティ浜松 研修交流センター音楽工房ホール 入場料:一般 2,000円、高校生以下 無料(全席自由) 詳細につきましては、 こちら  もご覧ください。 「木霊」は、2011年に、私の作曲の師匠の退官記念演奏会で、仙波明子さんに初演していただきました。 その後、「岐阜市民芸術祭 '12」で再演され、今回が3回目の演奏となります。再演の機会をいただきましたこと、大変嬉しく思います。 マリンバのための《木霊》は、芭蕉の有名な句『閑かさや岩にしみ入る蝉の声』が詠まれたことで知られる山形の 立石寺(通称:山寺) を訪れた際の印象をあらわしたものです。 曲は、緩ー急ー緩の3部構成となっています。 第1曲:静寂の中、蝉の声、鳥の声、湧き水の音、木々のざわめきなどがシャワーのように降り注いでいる様、そして、それらの音が奇怪な様相の岩に反響して聴こえてくる様をイメージして作曲しました。 第2曲:第1曲とは対照的に、動きのある曲想となっています。「木霊」は樹木に宿る精霊で、山中を敏速に自在に駆け回るとされているそうです。様々な音が反響し合い、山の中を「ぐるぐる巡っている」様を表現してみました。 第3曲:山寺周辺の夕暮れ時をイメージしています。奥深い山あいに立地しているためか、夏にもかかわらず夕方4時頃になると既にあたりは薄暗く、人気のない参道にはヒグラシの鳴き声がもの悲しく響き渡っていました。その侘しさを、同音連打およびトレモロ奏で表現してみました。  コンサートでは、この「木霊」の他、このコンサートのために編曲したハチャトゥリアン作曲『仮面舞踏会』より「ワルツ」を演奏していただきます。2台マリンバ、ピアノ、パーカッションという、ちょっと珍しい編成となっています。この曲は、フィギュアスケートの浅田真央さんのフリー演技の曲としても有名になりましたね。オーケストラ版とはまた異なるエキサイト感を醸し出せるよう、いろいろと工夫を凝らしたつもりです。こちらの方もぜひ、お楽しみください。 その他の演奏曲も、マリンバ...