指導しているピアノの生徒が出場することになった某ピアノコンクール全国大会の課題曲が、バッハのシンフォニア第8番ということで、久しぶりにさらってみました。
ピアノ学習者が必ずと言っていいほど勉強するバッハの《インヴェンションとシンフォニア》は、バッハが息子たちや弟子たちの教育のために作曲したとして知られています。
調の異なる15曲から成るインヴェンション(二声)とシンフォニア(三声)ですが、その動機(テーマ)や動機展開の多様性には、「学習用」の域を超えた高い芸術性が感じられます。
私は、インヴェンションはどの曲も好きで、対位法の勉強のためにも、何度も弾いたり分析したりしていました。
一方、シンフォニアの方は、正直あまり好んで弾いていませんでした。同じ三声を弾くのだったら、《平均率クラヴィーア曲集》の方が、音楽性がより豊かに感じられ、主題はもちろん主題提示部間を繋ぐブリッジの部分(嬉遊部)も味わい深く、弾いて楽しかった。。。
対位法や作曲の勉強として二声の曲を書くときはインヴェンションを参考にしましたが、三声の曲を書く時は、《シンフォニア》よりも《平均率クラヴィーア曲集》を参考にしていましたから、《インヴェンションとシンフォニア》のテキストの後半部分の《シンフォニア》のページを開くのは本当に久しぶりです。
ということで、久しぶりにシンフォニア8番を弾いてみて、あらためてビックリ!
全体を通して、主題が何度もあらわれる!
特に中間部(第2部)では、主題がこれでもか、これでもか、と追走して登場してる!しかも登場の度に違う表情、色あいなのだ!
ベートーヴェンの交響曲第5番《運命》も主題動機が何度も何度も繰り返されていますが、それと通じるものがあると感じました。
とても面白い!と今更ながら感動しています(^_^)
やはりバッハは偉大な作曲家であることを再認識しました。
この機会に、シンフォニアの他の曲も、久しぶりにさらってみようと思います。
ピアノ学習者が必ずと言っていいほど勉強するバッハの《インヴェンションとシンフォニア》は、バッハが息子たちや弟子たちの教育のために作曲したとして知られています。
調の異なる15曲から成るインヴェンション(二声)とシンフォニア(三声)ですが、その動機(テーマ)や動機展開の多様性には、「学習用」の域を超えた高い芸術性が感じられます。
私は、インヴェンションはどの曲も好きで、対位法の勉強のためにも、何度も弾いたり分析したりしていました。
一方、シンフォニアの方は、正直あまり好んで弾いていませんでした。同じ三声を弾くのだったら、《平均率クラヴィーア曲集》の方が、音楽性がより豊かに感じられ、主題はもちろん主題提示部間を繋ぐブリッジの部分(嬉遊部)も味わい深く、弾いて楽しかった。。。
対位法や作曲の勉強として二声の曲を書くときはインヴェンションを参考にしましたが、三声の曲を書く時は、《シンフォニア》よりも《平均率クラヴィーア曲集》を参考にしていましたから、《インヴェンションとシンフォニア》のテキストの後半部分の《シンフォニア》のページを開くのは本当に久しぶりです。
ということで、久しぶりにシンフォニア8番を弾いてみて、あらためてビックリ!
全体を通して、主題が何度もあらわれる!
特に中間部(第2部)では、主題がこれでもか、これでもか、と追走して登場してる!しかも登場の度に違う表情、色あいなのだ!
ベートーヴェンの交響曲第5番《運命》も主題動機が何度も何度も繰り返されていますが、それと通じるものがあると感じました。
とても面白い!と今更ながら感動しています(^_^)
やはりバッハは偉大な作曲家であることを再認識しました。
この機会に、シンフォニアの他の曲も、久しぶりにさらってみようと思います。
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