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オー・ソレ・ミオ〜ヴォーカル・アンサンブルのための〜 'O sole mio! ' for vacal ensemble

委嘱を受けて、カンツォーネの名曲「オー・ソレ・ミオ」を、四重唱(ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトン)用に編曲しました。


オー・ソレ・ミオ('O sole mio!)を訳すと、「私の太陽」

歌詞を要約すると、太陽の輝く日は素晴らしいが、その太陽よりも美しいのは愛しの貴女・・・と、愛する気持ちを切々と歌っています。

この曲以外でもイタリアの歌って、こちらが読んでいて赤面するような愛の言葉がちりばめられていますね。歌だから言えるってこともあるでしょうが、、、

「オー・ソレ・ミオ」の原曲は、カレーラス、ドミンゴ、パヴァロッティの三大テノールによる共演(競演?)を、こちらでお楽しみできますので、ぜひどうぞ(^^)

さて、この「オー・ソレ・ミオ」ですが、編曲をさせていただいて、とても素敵な曲だと、あらためて思いました。

何といっても、メロディが美しい!
やはりオペラの国イタリアで生まれた曲だけありますね!

編曲するにあたっては、市販の歌曲集に載っている楽譜を参考にしました。だいたいどの出版社のものもハバネラのリズムによるピアノ伴奏となっています。

あらためて伴奏を弾いてみて気がついたのですが、ほとんど、トニック(I)とドミナント(V)による和声付けなのです。ですので、たまに現れるIIの和音や、上方または下方変位された和音がとても効果的に響くと感じました。

そのままの和声でも良かったのですが、今回の編曲では、七の和音、属九の和音、13th(所謂テンション・ノート)を含む和音などにリハーモナイズして、よりドラマチックな演出を試みました。

ちなみに、七の和音を上手く使うのが、おシャレ編曲の「コツ」なのです。

また、ヴォーカル・アンサンブルの編曲では、それぞれのパートのキャラ立ちを意識して構成を考えるようにしています。この点が、合唱曲とは異なるアプローチかな、と。

同じ混声四部でも、合唱曲では基本、4つの声部のハーモニーが溶け合うようにを念頭において音を組み立てていますが、ヴォーカル・アンサンブルでは、それぞれのパートに役割を与えたり、それぞれが、どこかで何らかの形で「目立つ」よう留意しています。

特に、クラッシックの声楽家の皆さんによるヴォーカル・アンサンブルでは、普段は皆さんソロ奏者なので、基本、お一人で歌いたいところでしょうから、最低1回は「私の出番」と、聴かせどころ(含:見せどころ)があるよう構成を考えるようにしています。

先日も合唱曲を仕上げましたが、やはり歌の曲を創っている時は楽しいですね!
音楽の基本はやはり歌だ!と、つくづく思うのです。

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